スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  
Posted by ミリタリーブログ at

2013年03月24日

90年代ユーゴスラヴィアMP5用アサルトベスト

以前「着装写真以外うpしないでござる。アイテム単品ネタは自分的にNG」的な発言をした気がしますが、忘れることにします。
詳しい正体は不明・・・というより殆ど何の予備知識もないまま先日つい衝動買いしてしまったのがこちらの装備です。



一見してツァスタバM70用のM97アサルトベストと同系列とわかるデザイン。

・MP5用マガジンポーチ×4
・ツァスタバCZ99専用ホルスター
・同マガジンポーチ×2
・フラッシュバン/スモークグレネード用ポーチ×2(背面)

上記の固定ポーチに加え各部に装備追加用の50mm規格ナイロンテープを備えています。



内務省隷下の対テロ部隊・・・恐らくは特殊警察部隊PJP(ペー・イェー・ペー)の中でもユーゴ製の銃器を用いず専ら外国製の銃器・・・主にH&K製・・・を用いていたとされる作戦集団OPGが用いていた可能性が高いと思われます。

他のPJP部隊(「ムニャ」=閃光部隊やJSO)に比べてOPGは警察一般部隊との接触が少なく、常に隠密行動に徹する謎に包まれた部隊とされており、そのため「霧」部隊という通称を持っていました。

コソヴォ紛争時の戦場写真や報道映像を漁っていると、時折黒いナイロン生地のM97アサルトベスト(ただし、いずれもAK用)に出食わすことがあるものの、そこから先は何も掴めないのが歯がゆいところです。



去年、スルプスカ共和国に住んでいる某ミリタリーマニア氏から「コソヴォ紛争の間PJPはMP5専用のポーチを備えたタクティカルベストを保有しておらず、専らツァスタバM70用のマガジンポーチにMP5のマガジンを入れていた」という証言を得ているものの、当時の戦場写真を見ると揃いのブルーリザード迷彩に身を包んだPJP隊員達は多くの場合ツァスタバM70やM76を携行しており、残念ながら未だに証言の確証は取れていません。



時折「身元不明の謎の人物」などとして俎上に上がるこちらの写真は、空挺徽章を身につけていることや第63空挺旅団戦友会のオリジナルベースボールキャップから同旅団憲兵大隊所属であることが判明しています。



また、こちらのMP5装備例写真も右袖の徽章とM89迷彩の戦闘服から内務省ではなく軍の憲兵であることが明白です。
恐らく憲兵対テロ特殊部隊コブラ中隊の隊員と思われます。

実際にM97アサルトベストの固いフレームが入ったAK用マガジンポーチにMP5マガジンを挿入・引き出しを試みてみると、かなりしっかりとテンションがかかり脱落の心配はなさそうに思えました。
走っている内にマガジンがポーチ内で傾いてしまい、取り出しづらくなるのが難点ですが・・・
ましてや欲張って2本ずつ入れた日には、マグチェンジの際マガジンが引っかかって脱落してしまうのではないかという印象です。
底上げや仕切りの追加など何か工夫をしていたのかもしれませんが、よくわかりません。



一方で最近のSAJ隊員達の画像を観察してみると、私が今回入手したのと同じポーチを備えたMP5用タクティカルベストを装備していることが分かります。

もっともこれらは一見してわかるとおり全て薄弱な根拠に基づく印象論に過ぎず、現時点ではこのタクティカルベストの正体は殆ど全くの不明であると言ってよいでしょう・・・

ユーゴスラヴィアの対テロ部隊装備に詳しい方・着装写真をお持ちの方がおりましたら、是非ともご教授頂きたいところです。

ともあれ、以前からインドアフィールドでのサバイバルゲーム用に欲しかったMP5用の装備をようやく手に入れることが出来ました。
暫くはMP5の電動ガンで無心に遊びたいと思います。

いずれ調べがつき次第ベストに合わせて服からヘルメット迄揃えたいところですが、とりあえずは通常のPJP装備に組み合わせて使用してみようかと。

すっきりしないオチ無しブログですが、今回はこのへんで。
  

Posted by セルビやん at 03:19Comments(0)民警個人装備