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Posted by ミリタリーブログ at

2013年11月13日

スルプスカ軍装撮影会2013



6月に実施した山岳軍装撮影会のようすです。
1993-1994頃のスルプスカ共和国軍を想定。



































  

Posted by セルビやん at 13:54Comments(0)スルプスカ共和国

2013年02月25日

スルプスカ共和国軍 装備例1



前回の更新から随分間が空いてしまいましたが、生きております。

日曜日、ブラジル軍装専門家フロレス同志にお願いしてお身内のサバゲに混ぜてもらってきました。

装備はボスニア内戦スルプスカ共和国軍装。

久しぶりにマジメに軍装した気がします。
枯葉の積もった野山にはスルプスカリザード迷彩がよく溶けてくれました。
M68ヘルメットカバーは一見目立つ単色ですが、この寒い2月にも広葉樹の潅木があちこちで鮮やかな緑色の葉っぱを広げており、私もこっそりその仲間に入れてもらえた・・・つもりです。

【装備品リスト】
M68ヘルメットカバー
M56スチールヘルメット
スルプスカリザード迷彩野戦服上下
レザーウェビング+SKS用M48アモパウチ+M57ピストルホルスター



M70マガジンポーチ



M77メディック用ラージバックパック+M68迷彩ツェルトバーン
ユーゴ軍レザーバックルブーツ



袖章はスルプスカ共和国軍のフラッグパッチです。
国旗である三色旗とセルビア語の国名があしらわれています。

装備こそ全部実物ですが、AKの電動ガンはテキトー(イノカツAKMS)です。
せめてハンドガードを木製に換装しないと、どうもユーゴ関連の軍装に使うには見栄えが悪すぎます。
ザスタヴァM70ハンドガードだけは売るほど持っているのですが、いかんせん不器用が祟って宝の持ち腐れに。
情けなや・・・




愛国歌「我らがスルプスカ共和国」

せめて気持ちだけはと行き帰りの車内ではスルプスカ共和国ほか
旧ユーゴスラヴィア連邦の軍歌や映画アンダーグラウンドのサウンドトラックを聴きまくっておりました。

次回は、2/10(日)にデザートストーム川越「相原みぃちゃん引退サバゲ会」に参加したときの装備例を御紹介します。
  

Posted by セルビやん at 22:41Comments(2)スルプスカ共和国

2012年06月22日

アルカンの虎(一)/M68迷彩タクティカルベストの正体



去年のクリスマスイヴに参加したコードセブン定例会の様子。

軍装としては余りに不正確であるため今の今まで当ブログでは御紹介せずに置いたが、これとて一応はセルビア義勇親衛隊を想定したコスチューム、でゲームに臨んだ例には違いなく、折角なので掲載してみることにした。

装備リスト
・スルプスカリザードカモコンバットスーツ
・M68迷彩戦時急造タクティカルベスト(ボスニア内戦時) 
・ユーゴ軍レザーベルト(ボスニア内戦時セルビア民兵改造)/同ホルスター
・ユーゴ軍バックルブーツ
・ユーゴスラヴィア連邦軍ODベレー帽
・LCT 電動RPK(※ツァスタバM72代用)

特にこれといって映像や画像による裏付けのある装備例ではない。
個々の装備品自体は(※銃以外)ユーゴスラヴィア紛争内戦時または前に製造された紛うことなき実物ではあるものの、組み合わせにやや難がある。



特にタクティカルベストについては、セルビア義勇親衛隊ではなく、元フランス外人部隊員ミロラド・ウレメクが率いた内務省対テロ特殊部隊「特別任務中隊(通称:レッドベレー)」の装備である可能性がある。年代としては1999年前後ということになる。




このベストについては入手時その正体がわからず、海外のマニア達に聞いて回っても「内戦中おそらくセルビア系民兵向けに製作されたものか、あるいはボスニア軍から鹵獲したもの」という程度の認識だった。
自分自身この写真を撮影した12月の段階ではそのように思っていたのだが、最近偶然にもネット上で下記の画像に巡り合うことができた。



コソヴォ紛争時、特別任務中隊幹部達の画像である。
B92が制作したドキュメンタリー番組からのキャプチャー画像と思われる。
右の人物はドラガン・ヴァシリコヴィッチ、通称「キャプテン・ドラガン」。
元オーストラリアSAS隊員で、クロアチア紛争勃発時にユーゴスラヴィア秘密警察が民兵組織設立のため世界中から集めた、軍事経験を持つ在外セルビア人のひとりである。

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特殊任務中隊の中でも随一のスナイパーとされた彼は、のちの2003年、親欧米派として売国奴と目されていた時のセルビア政府首相ゾラン・ジンジッチ暗殺の実行犯でもある。
ジンジッチはミロシェビッチ政権時代、秘密警察の暗殺リスト筆頭だった。



武器商人の暗躍を描いた漫画「ヨルムンガンド」は最近アニメ化され話題となっているが、その第5巻に東欧の「悪い民兵の親玉」といった風の悪役として「バルドラ」という粗暴な人物が登場する。
これはジェリコ・ラジュナトヴィッチ(通称:アルカン)がモデルであろう。





彼が率いた民兵集団セルビア義勇親衛隊-別称「アルカンの虎」は1991年にユーゴスラヴィアからの離反を図るクロアチア国内において、セルビア人集住地域の防衛に従事していた多数のセルビア人民兵組織を糾合するかたちで誕生した。



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その後1995年までクロアチア紛争およびボスニア紛争を戦ってのち発展的解散、内務省特殊部隊「特殊任務中隊」として生まれ変わる。「アルカンの虎」に合流したウォー・ロードの一人M・ウレメクが隊長に任命された。
コソヴォ紛争では軍や警察特殊部隊、民兵組織とともにコソヴォ解放軍との戦いに参加したが、此処でも戦争犯罪への関与が指摘されている。
対テロ特殊部隊とはいえ、民兵と犯罪集団から成る特殊任務中隊は、内戦終結後セルビア国内で首相暗殺という一大テロを決行するに及び、ついに解散させられた。  

Posted by セルビやん at 05:16Comments(0)スルプスカ共和国個人装備

2011年07月07日

ユーゴスラビア軍M89ケブラーヘルメット


ユーゴスラビア軍M89ケブラーヘルメット。
赤星のペイントを隠すように貼り付けられた「JA=ユーゴ軍」のヘルメットデカールは、1991年~1993年のごく短い期間に使用されたものです。


背景の国旗がソ連でスミマセン。
この写真を撮影した頃はユーゴやセルビアの国旗を持っていなかったもので・・・。


ライナーもキレイですね!
友人は米海兵隊のヘルメットライナーと換装して「ヤポニスタン軍ケブラーヘルメット」とかいう謎の存在に魔改造していました(酷)。


使用例。
正確な年代は忘れましたが、1992~1993年頃のスルプスカ共和国軍だと思います。



こちらは2001年プレシェヴォ渓谷危機、ユーゴ連邦軍の兵士達。
地雷ほじってますね。
ほか、後のコソヴォ紛争を経て現在でも二線級の部隊では未だ使用されているようです。


M89迷彩(MD89迷彩)のヘルメットカバー。
本来より肉の薄いM56スチールヘルメット用なので、すこしキツいです。
地上軍及び防空軍用。


同じく迷彩ヘルメットカバー。
こちらは軍ではなくMUPの治安部隊用です。

ほか、NATO迷彩(ウッドランド)のヘルメットカバーも存在します。
やはり2001年頃から現在まで使用されていますが、ユーゴ固有ではない=つまらない迷彩柄なので手放してしまいました(笑)。
PCのどこかを探せば画像くらい出てくると思いますが・・・。